第16章 ※兎と2人の悪童
『(行かなきゃ…買い出しに…鉄平さん達が待ってる…)』
頭は動くが身体が動かない
夢は自分の身体を見ると白濁色のモノが沢山付着していた
──犯された──
それを理解するとボロボロと涙が零れてきた
『あ…あ、ああああああああぁぁぁ!』
どうやって鉄平さんの元へ帰ればいい?
こんな穢れた身体で
灰崎「ハハッ!ご乱心だ」
花宮「いい事教えてやるよ」
灰崎君と花宮君の言葉が遠くに聞こえる
私は汚れてしまった
そんな私に出来る事は何?
花宮「木吉と別れて俺達の所へ来ればいい。ずっと可愛がってやる」
別れる…?鉄平さんと?