第16章 ※兎と2人の悪童
だけどある日
『んー!いい天気!』
お昼ご飯を屋上で食べようと階段を上がろうとすると
灰崎「夢〜」
『!灰崎君…』
後ろから灰崎君の声が聞こえてきた
『えっと…何?』
灰崎「お前いい加減俺の物になれよ?アイツら何かより“良く”してやるぜ?」
その目は狩りをする獲物の様に鋭い
私は急いで階段を駆け上がる
灰崎「鬼ごっこかぁ?」
黒子「春歌さん!?」
青峰「夢?」
私は黒子君と青峰君の存在に気付かず、走る
バンッと開けたのは屋上
『しまっ…!』
やってしまった!
これじゃあ逃げ場がないのに