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無償の愛を君に

第16章 ※兎と2人の悪童


黒子「はい…」

のそっと起き上がった黒子君はドリンクを飲んでいるから、大丈夫そうと胸を撫で下ろした

灰崎「お、夢」

ビクリと私の肩が揺れる
この声は…

『灰…崎君…。きょっ今日は練習に来たんだね』

極めて自然な感じで言うが、なんと言うか灰崎君は少しだけ苦手だ

灰崎「練習とかどーでもいいんだよ。俺はお前に会いに来ただけだ」

その狂気じみた瞳に震えそうになる

『ハイハイ。練習してってね』

なるべく普通に言って私はサッと灰崎君から離れた
私はなるべく皆と一緒に居るようにしていた
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