第16章 ※兎と2人の悪童
私達はWCに向けての話し合いをしていた
火神「そういえば、あの灰崎って奴の名前を出したら春歌急に顔色悪くなったけど何かあったのか?」
火神君の言葉に私は小さく震える
黒子「火神君!その話は…!」
慌てて黒子君が止めてくれたけど遅い
もう皆興味津々だし…
『黒子君大丈夫。あれ以来会ってないし』
黒子「ですが…」
『いつかは話さなきゃいけないことでしょう?灰崎 祥吾…帝光中の事だったっけ』
今でも蘇る
大好きな鉄平さんの腕の中でも悪夢としか言いようがない“あの日々”
私は静かに極めて冷静に見えるように目を閉じて、深呼吸して、ゆっくりと目を開いた