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無償の愛を君に

第16章 ※兎と2人の悪童


『ん…』

あぁ…幸せ
大好きな人の腕の中で眠れるの本当に嬉しい

木吉「無理させてごめんな?」

『ん、その代わりお水取って?』

喉がカラカラで痛い
鉄平さんは嫌な顔せず水をくれた

『ん…はぁ…』

木吉「飲んだか?」

『うん、飲みました』

そういうと鉄平さんはコップを取り上げて私を抱きしめた

『…えへへ』

暖かくて優しくて嬉しくて
私はギュッと鉄平さんを抱きしめた

木吉「今日は甘えん坊だな。夢」

『ダメ…でしたか?』

私は聞き返すといいやといつもの癒しの笑顔で頭を撫でてくれた
この幸せが壊れる事も知らずに──…
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