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無償の愛を君に

第14章 猫のような君を捕まえろ!


『あふ…うるさいなぁ…』

ムクッと起き上がった夢は欠伸をし、体を伸ばす

黒子「起きましたか?」

火神「おっす」

『……何なのさ。人の眠りを妨げて』

ブスッと不貞腐れてる夢に猫耳としっぽが見えた。しかもそのしっぽは不機嫌そうにタシタシと地面を叩いている…2人は顔を逸らした

火神「げっ幻覚が見えた」

黒子「僕もです」

2人はチラリと見ると、もちろんしっぽ等はない

『……何』

不機嫌なのはそのまま

黒子「赤司君が呼んでます」

『征十郎もさ〜…人を呼ぶんじゃなくて自分から来いって伝えてといて』

それだけ言うと、寝転がる
つまり自分から行かないらしい
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