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無償の愛を君に

第14章 猫のような君を捕まえろ!


勝手に婚約話が進んでいるとも知らずに夢はスヤスヤと寝ていた
丸まって寝ている姿は猫そのもの

そこに2つの影が落ちる
すると小さく反応する夢

黒子「春歌さん」

火神「おい、春歌」

2人の声に今度は確実にピクリと反応した

『ふぁぁぁ…誰…大我にテツヤ?寝に来たのー?』

ぼんやりとした目で2人を見つめる

火神「いや…」

黒子「赤司君が呼んでます」

『んん〜…?征十郎が?』

はい。と言う黒子に夢は再び目を瞑った

『眠いから後で行くよ…』

そういうとスヤスヤと寝てしまった
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