第13章 モデルの君と普通の私
『黄瀬君って…何者…?』
桃井「きーちゃんはきーちゃんだよ…。夢ちゃんの想像通りの」
疲れた様に溜め息を吐き出す夢ちゃん
『さつき。く「はいどうぞ」…ありがとう』
夢ちゃんは慢性的な頭痛持ち
そして薬を忘れる時があるみたいで、私も持ち歩いてる
今日はきっと買い忘れだね
水を取り出して薬を飲む
『ありがとう…さつき』
グッタリとしてる夢ちゃん
まだ痛いのかコメカミをクリクリしてる
桃井「ううん。頭痛持ちも大変だね」
『うん。昨日飲み終わったから、今朝買おうとしたら…黄瀬君に捕まって買えなかった』
不可抗力なんだね…