第12章 ※不良少年と不良少女
灰崎「チッ!」
『ん…んん!?』
イラついた灰崎は夢の唇を奪う
それに驚き一瞬固まるが、すぐに暴れる
『プハッ!やめ…!』
灰崎「うるせぇ」
『んんん!』
涙目で灰崎を睨む夢
灰崎「怖くねーよ」
灰崎は優しく抱きしめる
いつも女を取っかえ引っ変えしている灰崎が本気で惚れた女が夢
灰崎「夢…好きだ」
『っ…!』
カァッと頬を赤くする夢
そしてカタカタと震える
『バカッ!』
バキッと灰崎の頬を殴る夢
灰崎「痛ってー!」
『ふん!』
夢は給水塔の所へハシゴを使って登り寝転がった