第2章 ※逃げて、捕まって、堕ちる
そして放課後──
『はぁ〜行きたくない…』
なんで私なの?
桃井ちゃんは分かるよ?可愛いし
女の子としても勝ち目ないし
自分の胸を触り思う
『あ、でも料理スキルだけは勝ってるかな…?』
桃井ちゃんの料理を見た時は流石に驚いた
特に蜂蜜レモン
レモンが切ってなくて丸ごとはビックリした
なんて考えながら教室でボーッとする
『行きたくないぃぃ!』
赤司「何処に?」
『何処に?って部活に決まって…え?』
壊れた人形の様にギギギッと首を向けるとニッコリと笑っている赤司君がいた
なんでいるの…?