第2章 ※逃げて、捕まって、堕ちる
「気になるだけ?」
『うん、好きとかはまだ分かんないけど』
友達と話す時も気を使うけど、赤司君とかもっと気を使うよ!
怖いもん!逆鱗に触れたらどうなる事か…
ブルリと震える私を見て、友達が溜め息を吐いた
「でもマネージャー何でしょう?」
『好きでマネージャーになったわけじゃないよ…』
ズーンと暗くなる私
そうマネージャーも赤司君の命令
逆らえるわけないよね
『マネージャー自体辞めたいよ』
「退部届け出したら?」
『……ビリビリにされたよ』
あれにはビックリしました。割とガチで