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無償の愛を君に

第11章 悪童と神童


『(そういえば…どうして花宮君は悪童って呼ばれてるのかしら?)』

普通にいい人なのに
頭もいいし、人当たりも悪くない
花宮君ファンもいる

それなのに“悪童”

『不思議ね…』

夢は窓の外を見つめる
長い黒髪が風で揺れる
それは神秘的で幻想的に美しい

花宮「おい」

『あら、花宮君。授業に出るの?』

夢はスっと目線を花宮に向ける

花宮「次美術だ。行くぞ」

『あら?そうなの?美術室ってどこだったかしら?』

転校してきて日がたってない夢は困ったように笑う
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