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無償の愛を君に

第11章 悪童と神童


『本ありがとう。それじゃあね』

花宮「いい子ちゃんの癖に止めねぇのかよ?」

急に花宮君が言った

『え?花宮君の意思だもの。私が何言ったって意味無いでしょう?』

私は貸し出しカードに名前を書いて置くと、そのまま教室へ戻る

『私は花宮君の事嫌いじゃないのに…どうして嫌われるのかしら?』

けれど花宮君は私が嫌い
それだけは分かっている

『はぁ…まぁそうよね。あんな変な噂が流れるもの。嫌われて当然よね』

夢はアッサリとその事実を受け止め、教室へ入り、いつもの様に本を読む
これが夢の日常
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