• テキストサイズ

無償の愛を君に

第11章 悪童と神童


「花宮と春歌さんって出来てるんだって」

そんな噂が流れた
当の本人は何処吹く風

花宮「何で俺とお前が出来てるんだよ!」

ガンッと春歌の机を蹴ると、春歌は目線を上げた

『私の机を蹴らないでよ』

花宮「ふざけんじゃねーよ!誰がお前みたいなガリ勉女と!」

『……私に言われても…人の噂も七十五日よ。ほかっておけば良いのよ』

いい子ちゃん

花宮「お前早く撤回してこいよ?いい子ちゃん」

『別にいい子ちゃんじゃないわ。騒げば騒ぐ程噂は独り歩きしていくものよ。それよりも読書に忙しいの』

パラッと本を捲った
/ 288ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp