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無償の愛を君に

第11章 悪童と神童


『私…何かしたかしら?』

これは完全に俺の八つ当たりだ

花宮「チッ…お前が好きとか誤解されたんだよ」

『それはそれは…ごめんなさい』

キチンと言えば謝るとか断るとかするが、曖昧な告白だと、さっきの男みたいになる

花宮「チッ…イライラする」

『あら、それなら…えっと』

ゴソゴソとカバンを漁る春歌は、俺の手にチ○ルチョコを乗せた

『甘い物を食べると少しは落ち着くよ』

繋がれた手は華奢でほっそりしていて、ゴチャゴチャとネイルもしてない
さっきの女の手より全然いいと少し思った
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