第2章 ※逃げて、捕まって、堕ちる
「毎日毎日良くやるわ…夢も」
『いやいやいや!良くやるのは赤司君で合って私じゃなくない!?』
赤司君が去った後友達とそう話す
「なんでそんなに嫌がるの?赤司様カッコイイじゃん」
『目が怖いんだよ!蛇に睨まれたカエル状態になるよ!?』
「赤司様…夢の事好きなんじゃない?」
ブンブンと首を振る私
『止めてよ!仮にそうだとして私と赤司君じゃ釣り合い取れないし、イジメ街道まっしぐらだよ!それに…』
「それに?」
『……気になる人がいるからさ…』
チラッと見る同じクラスの男の子