第10章 バスケ勝負!
2年になり、“才能の開花”をした青峰
『だぁぁぁぁ!また負けた!』
青峰「なぁ、もう辞めねぇ?」
それでも青峰は夢に言った
『は?』
青峰「俺とバスケなんか楽しくねぇだろ」
その言葉にカチンと来た夢
『アンタねぇ…』
青峰「あ?」
『だったら良いわよ。もうこれで終わりでも。私の知ってる青峰 大輝は死んだのね』
死んだと言われた青峰は睨む
『だってそうじゃない!“才能の開花”?知ったこっちゃないわよ!アンタはもうバスケが楽しくないのよね?私はどれだけ負けても青峰君とのバスケは楽しかったわ。青峰君が居なくなっても私は1人でも此処で練習するだけだから』
真っ直ぐに見つめられる青峰は、目を逸らした