第9章 ※ホラーとサトリ
『ああああっ!も…ダメぇ』
ガクガクと震え、翔一さんにしがみつく
今吉「俺もイきそうや」
『きて、きてぇ!』
ドクンッと出されるのと同時に、私も絶頂を迎えた
そのまま意識が切れた
今吉「ん?夢?」
意識が飛んだ夢に今吉は優しく頬を撫でる
今吉「可愛ええな」
その笑顔は花宮が言った“妖怪”では無く、本当に愛しそうに微笑んでいる
涙の跡に、自身が付けた赤い花々は綺麗に咲いている
今吉「何でいっつもゲームに乗ってくれるんや?」
綺麗に片付けながら、今吉は眠っている夢に問い掛ける