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【ヒロアカ/轟焦凍】私のヒーロー、君のヒーロー

第6章 関係


『……ってことがあったんだけど私大丈夫かな!?
1日たっぷりこき使ってやる…!!ってことだよねきっと!!』
教室に戻ってすぐ、女子に相談する楓風。
勝己と焦凍はまだ戻ってきていなかった。

「…ええ!!いつの間にそこ仲良くなってんの!?
前最悪だったよね!?」
「…ってか爆豪どんまい…!!完全に伝わってないじゃんうける」
「え、轟くんはどうするの!?三角関係ってやつじゃんそれ!!」
「いいなぁ、甘酸っぱい…!!青春や…!!」
「さすが楓風さんですわね…」

報告するやいなや、キャーキャーと騒がれる楓風。
『いや私ほんとに心配してるの!!
勝己人使い荒そうじゃん、買い物とかなん往復も行かされたりするのかなぁ』

「楓風、それマジで言ってる?」
耳郎ちゃんの質問の意味がわからず、頭にはてなが浮かぶ。
「…さすがに爆豪ドンマイすぎるから教えるけど…。
それたぶん、デートのお誘いだと思うよ」
『……………?!
待ってよそれは違くないっ!?勝己だよ??だいたい私のこと女として見てないでしょ!!普通に友達だし』
楓風の言葉に呆れる一同。
「…うん、楓風ちゃんが自分への好意に気付かない鈍感だってことは分かった。」
「とりあえず、パシリじゃなくて友達として遊ぼうってことだろうから安心していっておいで」
「これは轟くんそうとう苦労して来てるんだろうね…」
「楓風ちゃん、元彼何人?」

話について行けずぽけーっとする楓風に葉隠がストレートな質問をする。
『え?いるわけないでしょ!!
私と付き合う人なんて相当な物好きだけだよきっと』
カラカラと笑う楓風に、女子はもう声が出ない。
「告白されたこととかは…」
『ないない!!周りはよくされてたっぽいけど…!』
「…高嶺の花すぎたのか、告白を告白とすら思ってないかのどっちかだね…」

話を聞いていた他のクラスメイトも、全員驚いていた。
そこで轟や爆豪、切島、上鳴などが教室へ戻ってきて、数人が
「爆豪、ドンマイ」「轟、頑張れ」と声をかけ、頭にはてなが浮かぶのだった。
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