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【ヒロアカ/轟焦凍】私のヒーロー、君のヒーロー

第6章 関係


「…そーかよ。
っつーか俺に相談したってことは
お前は俺よりも下っつーことだよなぁ」
すると突如ドス黒い声に変わり、危険を察知した私は通話を切ろうとした。…が。


「今度俺の言うこと聞けよ、お礼はそれで勘弁してやるわ!!」

(言うこと聞くって…
パシリとかさせられんのかな、こわ!!
まぁ相談乗って貰ったんだし、そのくらい…)
『…わかった、一回だけだからねっ!!』

楓風の返事を聞いた爆豪は、心底楽しそうに黒い笑みを浮かべるのだった。

「…つーかその舐めプ野郎は誰なんだよ!!女か!?…まさか男かよ…!?」

『へ!?…いやまぁ男だけど』
と答えると、プープーと悲しい音が聞こえた。
質問してきた癖に答えを最後まで聞くことなく一方的電話を切られてしまった。

(…なんなの…。

でもまぁ、これで伝えたいことまとまった!!)

焦凍が少しでも元気になりますように、なんて誰に願ったのかも分からないけど、とりあえず願掛けしておいた。

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