one piece of my Dream [ワンピース]
第6章 嫉妬
店を出た僕に、ナミが話しかける。
「ゾロのやつどっか行っちゃったわよ。
あら?刀、買えたの?」
「………なんか、もらった……」
「…もらったの?
…まぁ、良かったじゃない。
さっ、次は服を見に行きましょ」
僕の手を取り楽しそうに歩いて行くナミを見ると、
やっぱり女の人は買い物が好きなんだなぁって思った。
「…ゾロ…帰ってこれるかなぁ?…」
「まぁ、なんだかんだで、いつも合流できてるから大丈夫よ。
さぁ、着いたゎ」
ナミに連れられて入ったのは、ランジェリーショップ。
今まで一度も入ったことがなかったので、なんとなく恥ずかしさを覚える。
「しん、サイズわかる?」
「…………」
測ったことすらないので、首を横に振る。
「あら、じゃあ、そこからね。
あの、この子お願いしまぁす」
そぉいうなり、店員がよってきて僕を奥へと連れていく。
「……えっ?……わっ!……ちょっと、まっ--------…………」
そのあとは散々だった。
全てはぎ取られて、サイズを図られる。
綺麗ねぇ。と言われながら、ベタベタと体中触られた。
「ありがとぉございましたァァ」
嬉しそうに手を振る店員をあとに、疲れきった僕。
両手に持った袋一杯に詰まった下着類は何故かナミの力でほぼ半額以下に。
話術って怖い………
「次は服ね 」
ナミも両手に袋を持ち、それでもまだ買い物を続けるようだ。