one piece of my Dream [ワンピース]
第4章 心の距離
「…ホント……に-----」
確認しようとしんにサンジが近づいた途端、
「………っ!!…」
ピクっと体を震わせ、しんが起きた。
ルフィの腕の間から相手を確認するように見て、
再び、顔を隠して眠りへとついた。
「……………なんだ?………」
一瞬だけ、殺気を感じた。
覇気のようなものか?
わからないが、空気が変わった気がした。
「…そぉいえば、私こぉやってしんが人前で眠るの始めてみた……」
「言われてみれば………」
ナミとウソップが言う。
……俺も始めてみた。
「…そうかぁ?…よくこぉやって寝に来るぞォ?」
ルフィの言葉に全員が固まる。
「あんた、なにもしてないでしょうねぇ?」
ナミの視線がルフィに刺さる。
「してねぇよ!
さっ、寝るかぁ」
逃げるようにしんを抱えていったルフィ。
そのあとはもぉグダクダだった。
女があんな目をするのか?
あんな、死を覚悟したような目。
それとも、『キヨ』ってのが、そぉさせてんのか?
あいつは一体………………