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one piece of my Dream [ワンピース]

第4章 心の距離




*************


宴が始まり、2時間は過ぎただろう。

皆、だいぶと酔が回ってきたのか、さらに盛り上がっていた。

「なぁ、ゾロ!!腕相撲しようぜ!!」

ルフィが俺の横にやってきた。

「ああ、いいぜ。

ってか、お前もだいぶも酔ってんなぁ」

いつも食べるばかりのルフィが、今日は珍しくよく飲んでいた。

「今日は飲みたい気分だったんだ」

と、言いながらも、いつもどおりの食欲だった。

「まぁ、あいつもだいぶとナミに呑まされてるみたいだけど…………」

チラッと見た視線の先にしんの姿を捉える。

珍しくニコニコ笑っているのを見るが、酔っているのか?

芝生の上に座り、ナミと楽しそうに話していた。



「早くやろぉぜェ、ゾロォ」

芝生に寝転がり右腕を立てて待つルフィに急かされて、向かい合う。

お互い握りあった拳に力をいれウソップの合図を待つ。

「ready ....G--------」

「ああ“!!ってめぇ、クソガキ!!

今ナミさんに何したァ!!」

サンジの声でかき消される合図。

なにが起きたのかと声の方を見ると、

ナミの後ろに隠れているしんをコックが引っ張っていた。

「ちょっと、やめなさいよ、サンジくん!!」

それをとめるナミに、

「なんで?!こいつ、ナミさんに------!!」

息を荒げるサンジ。


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