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one piece of my Dream [ワンピース]

第9章 心の在処



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夜になり、皆が船へと戻ってきた。

ゾロを除いて……



あとあと、サンジとまだ一緒にいて、また雰囲気がエロくなりそうだった時にチョッパーが帰ってきた。

気配に気づいて慌てて部屋を出ると、ちょうどドアの前でチョッパーと鉢合わせた。

とっさについた嘘も、すぐあとを出てきたサンジにも、

キヨにも、ゾロにも………

なんだか全てが後ろめたくなった。



そのまま、夜になるまで図書室に引きこもり、

みんなが揃うのを待っていた。

のに…………

ゾロだけがいない。

気を探っても。

…………余計なモノも感じ取れてしまう。

感じ取れるほどの近い距離にいるのに、

心は虚しくなるほど遠い。



そんなことを思うのは僕のワガママで、

キヨへの気持ちを残したまま、

ゾロに恋した僕への罰。

そんな2つの思いを持ちながら、

サンジさんと交わった僕の罪。

都合のいいように心を変えて、

自分の意思を持たない体は、寂しさを嫌う。



ねぇ、キヨ。

僕の今の『心の在処』はどこ?








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