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想像の種【R18 ヒロアカ】

第44章 ホークス オリジン




「前にした約束覚えてる?」

いつもより高くてギュッとしがみつく

「お酒の話?」
「そう…お酒まだ飲めないけど…食べるほうで今日約束守るよ」

そう言うと高そうなお店に連れてこられた。
高いビルのお店で2人には広すぎる和室に通される
着物を着た女将が三つ指をつき挨拶をする

「とりあえずいつもので」

そう言うと扉はパタンと閉まり2人の空間が出来た
制服に不釣り合いの場所でなんだか不思議な感じがした

「ここに制服って違和感あるね」
「そう?オレヒーローツースだよ?」
「…確かに…あ!さっきはありがとう…不味いもの食べずに済んでよかった」
「あれ、本当に不味いんだよ…うちのメンバー優秀なのに非常食?補給食?だけ才能なくて…なのに作りたがるんだよね…あれ、技術者のサガなの?」
「確かに…アイディアは凄くて、さすが一流の事務所の技術者だなぁって私、感心してばかりだよ…なんか、完成しないと悔しいんだよね、あと、作ってる時アドレナリンドバドバでて変になるんだよね。もう、正常な判断ができなくなるの」

嬉しそうに話笑うとまたホークスは顔を引きつらせて
オレは実験台にはならないよ?と言った。
焼き鳥が運び込まれて会話が中断してしまう。
なんとなく窓からの景色を見ればそこには空が広がっていた


「扉開けたら押さえつけられて口開けさせられてて…何事かと思って慌てて抱えちゃったよ…」


ホークスがそう呟いて、焼き鳥を口にパクリと入れた


「剛翼で聞いてたんじゃ無いの?」
「いやー、今回は君が実験台にされそうってlime来ただけだったんだよね…。驚かせようかな?って思いっ切り扉開いたら、おじさん達に押さえつけられてて口開かされててそれ見たら体が動いてた…だけ」

「ふーん…」

頬杖をついてじーっと見つめてくるホークスの視線を感じながら焼き鳥を頬張った

「なにこれ、凄い美味しい…え、こんな美味しい焼き鳥はじめて食べた」

「ここの焼き鳥は絶品だからね」

そう言うと、ホークスの口にまた焼き鳥が消えて行った。

「凛ちゃん…また痩せた?」

その言葉にどきりとした。
寮に入ってから支度をしなくて良かったのにも関わらず食べる量がさらに減っていたから

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