第38章 38
ベッドで気を失って目が覚めて…それからもホークスと何度も交わった…。今もホークスがたった2回イくだけなのに、私は何度も何度もイカされて体は悲鳴を上げていた。
“”動きたくないよ“”と言えば横で裸のまま私の頭を撫でて
「凛ちゃんはちょっと休んでなよ…飲みたいものとか有る?買ってくるよ」
「ホークス体力ありすぎだよ…」
「凛ちゃんが無さすぎなだけ」
そうかなーと自分の腰を労わるように触った。昨日は朝からずっとしていた。少なくとも覚えている範囲で夜に2回、朝起きて1回、さっきまで2回…すでに時間は12時を指していた。こんなに連続でしたのなんて出久くんの時位ででも何回かだった。
“ご無沙汰”だったとしてもホークスは普段どんな性生活をしているのかと疑問に思った。大人って本当に不思議だな…
枕に顔を埋めながらホークスの質問は答えた
「いちごミルク飲みたい…」
「好きだね、いちご…冷蔵庫のジュースとかいちごミルクしか入ってなかったよ?」
「好きだから…けど、最後の一個ホークスが飲んじゃった」
そう答えるとホークスはベッドから降りて軽く背を伸ばすと服を着て身なりを正し始めた。
「どこ…行くの?」
「コンビニ…飲み物の恨みが怖そうだから」
「私服で行ったら騒ぎになるよ?」
そう伝えると、“ならないよ”と微笑まれた。
また、バルコニーからホークスが飛び立つ音が聞こえた。私はまた目を閉じた。
眠りに落ちる時に手のひらがチリチリ痛んだ個性を使わずに何度も何度も交わってるからなのか少し怖かった。