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想像の種【R18 ヒロアカ】

第34章 34







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ホテル利用入り口からでは無くて、特別な入り口からテーマパークへは入らされた。
ホークスはその行動が不満らしくせっかくチケットをピコンってできると思ったのにと持ってるチケットをスタッフに見せて笑われていた。
入れば、ホークスはあっという間に見つかって少し騒ぎになっていた、けれどホークスが笑いながら“撮影で来てるからごめんね、出たら雑誌買ってね”と言うと静かになりある程度の距離ができたる。その距離を保つようにパークのスタッフが配置されて撮影関係者の場所だけ広くスペースが取ることが出来た。
ホークスの着替えを担当していたスタッフが私の近くに来て楽しそうに小声で話しかけてくれる

「さっき、ホークスが持ってたガイド見る?…ここのガイドを買ったみたいで付箋つけてここ行こうとかあれ食べたいとか色々言ってたんだよ。ホークスこう言うところあんまり来たことないって言っててオレ驚いちゃったよ!」

その言葉に少し驚いた。ホークスはこう言う場所は何度も来てるのかな?とか勝手に思っていたけどそうではなかったらしい。意外な一面を見れて嬉しかった。
私はホークスと少し離れてて歩いていたけど、ホークスがくるりと振り返って私を手招きしている

「どうしたの?」
「…凛ちゃんはポップコーン好き?」

指差す先にはポップコーンのワゴンがあってホークスはそれを指差した。
恥ずかしそうに指差すから笑ってしまうと、ホークスはニカッと笑い企んだようにスタッフさん達に

「凛ちゃんがポップコーン食べたいそうなんで買って良いですか?」

と伝えた。その発言に慌てて否定をしたけどホークスは嬉しそうに列の最後に並ぶ。
前の子達はホークスが来た事に嬉しそうに反応をしていた、思ったよりも列は無くてすぐ買うことが出来た。ホークスが嬉しそうに買っていた物を私の首へかけてくれる。
蓋を開けてポップコーンをひとつ取ると私の口に入れてくれた。味はブラックペッパーって書いてあってとても美味しかった。


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