第30章 30
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ニコリと笑う営業スマイルでさえキラキラして見えた。帰る時に飛び立つ姿が綺麗で目を奪われた
現実にあった話なのか不安になったけど手元にはホークスがくれた羽が一枚あって夢ではないことが分かった。
この感情が何なのか、この事を誰に相談するべきなのか分からなかった。
無視をし続けて居るlimeも勝己くんへのお礼も忘れるくらい彼の姿を思い出して顔が赤くなった。
心を落ち着かせたくてシャワーを浴びた。落ち着いた心は冷静さを取り戻して、訪れたひとりの夜に寂しさを感じてしまった。
温もりを感じていた感覚を忘れないようにベッドの布団へと潜り込む。ホークスにもらった羽を抱きしめて目を閉じた。
明日は、ちゃんとみんなに連絡しよう…。