第27章 27
まただ…黒い感情が湧き上がる。
この感情は嫉妬だ…。
凛の方が好きだという事も、手に入れたいなんて事も…
隔てる壁が憎かった
立場も年齢も全てが
凛からしたら30歳と言う年齢はは凄く大人に見えているのかもしれない
現実はどうだ?
ただ1人の生徒に翻弄されて嫉妬にまみれて、それでも手に入れたかった。
プッシーキャットに聞かれた質問に合理的虚偽と答えたのは凛への言葉ではなく
質問への否定だった。
凛
そう呼んで抱きしめたい
あの声に名前を呼ばれ、微笑まれたい
手に入れたい、触れたい
全てが欲しい
「好きだ凛」
その名前を口にしていた事に気がつき口元に手を当てるそして、
時間を確認するためスマホの画面を表示させ
長く教室にいすぎたことに気がつき慌てて教室を後にした。
恋を知る前なら初めてした相手なら心を惑わせられるその、卑しい感情を隠して
純粋な恋心だけ凛に与えよう