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想像の種【R18 ヒロアカ】

第23章 23 ※死柄木





左手で顔を掴まれ後ろに居る死柄木の方を向かされてキスをされる。
右手で右足を持ち上げられて、また濡れた足の間に死柄木のモノが入ってくる。
入ってくる瞬間に唇の隙間から息が出て音にならない声が漏れた。
バランスの、悪さに死柄木の左手に自分の左手を重ねて倒れないように必死にしがみつく。

唇が離されてお互いに視線が交わる

「…崩壊されたいのか?」
「別に…構わないよ」

そう答えると、彼は少し寂しそうな顔をして視線を外した。顔を持った手に力が入り鏡へ顔を向けられる。映る姿に恥ずかしさを感じ顔を背けようとする。けれど押さえつけられた顔は動く事が出来ず死柄木と繋がっている部分がよく見えた。

「(こんな風に繋がってるんだ…)」
「お前、自分の顔見てみろよ」

そう言われて、視線を少し上げる。そこには涙目でトロンとして恍惚な表情をしている自分がいた。こんな表情をしていたのかと恥ずかしくなり思わず顔を隠す。死柄木は顔を隠した事が気にくわないのか手を無理矢理剥がしまたキスをしてくる。舌に口内を犯されて徐々に力が抜けてしまう。片足だけで立ち後ろからの支えでは少し怖くて縋り付くように両腕を、死柄木の首へと回した。

「…ッ…フッ」

死柄木はその行動を理解したように私の体の向きを変えて向かい合い私の背中を壁へと押しつけ繋がったまま、両足を持ち上げる

「やっ!!…重いからッ下ろして…」
「はぁ?」
「絶対重いよ…っ!!」

死柄木は聞く耳を持たず壁に押し付けたまま下から私を突き上げる。世の中の体位の名称で言えば駅弁で初めての経験だ…
相手は見た目細くてスラリとしているのにどこに筋肉があるんだろうと余計な事ばかり考えてしまう。

「凛」

名前を、呼ばれて思わず顔を見てしまう。

「集中しろ…ガキ」

甘くて落ち着いた声に言われて体がカッと熱くなる。その熱を感じた途端にまた下からの刺激に良がる声をひたすらあげて壁に擦れる背中の痛みなど目の前の快楽のスパイスでしかなかった。



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