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トリカブトは笑ったか 【轟焦凍】

第2章 紫華鬘



放課後、喫茶店にて会話する。

私「まず、貴方の個性から聞かせてよ?」

轟「俺の個性は半冷半燃だ。体の右から氷、左からは炎が出せる。」

私「なるほど。」

轟「有毒は?」

私「私はベノム。体の全てが毒。一番強いのは体  液。」

轟「どれぐらいの毒なんだ?」

私「体液に触れると肌が溶け出し、飲んでしまうと死んでしまう。」

轟「凄…」

私「そんなことない。友達とも手も繋げないし、触れることすらされない。寂しい個性だ。」

轟「…」

私「この個性のこと、あんまり他言しないで。」

轟「あぁ。」

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