第4章 04
轟家に帰る道のりがとても長く感じた
焦凍は喋らなくなり、その空気を読むように私からは一言も話しかけることをしなかった
家に着いてからも同じでそのまま無言で部屋へと入ってしまった。
私も自分の部屋へと入りコンセントの近くのスマホに手を伸ばし、早速、芦戸さん連絡だけ送って置いた
「C組の神楽凛です。今日はありがとうございました」
他に内容が思い浮かばず可愛らしい猫のスタンプと共に送る。
制服から可愛らしい私服に着替えて休みを満喫するために町へ行こうと廊下にでる。するとタイミング悪く、旦那様が帰宅をしたところだった