第8章 親友の定義※
クマラの男根は、数度抜き差しを繰り返すと開発済みだったロジャーの身体を快楽に陥れた。開発と言っても、クマラとの来たる行為に支障がないようにと、解していただけで快楽は得ていなかったのだが
クマラの男根を勃たせる為に使った媚薬ローションの効果か、それとも単純にクマラとの行為に気持ちよくなったのかは定かではないが、ロジャーは肉壁を愛する人から侵され快楽に抗えず上擦った甘い声が口から漏れでる。重なる時間が経てば経つほど、挿れる側であるクマラの息遣いも荒々しくなっていった
「ロジャー……っ」
「クマラっ、クマラっ……!♡」
愛撫のつもりか、密着した状態で汗ばんだ身体を優しく撫で、時折耳を甘噛みしつつ行為を続けるクマラ。それがよりロジャーの感度を上げ、何度か突き上げられた後二人は同時に白濁とした液体を放出する
「ふーっ……ふーっ……」
一度射精し、クマラとの行為の余韻に浸るロジャーとは違いクマラは未だ興奮冷めやらぬ様子で男根を抜いた。自身の先走りやロジャーの腸液で濡れた男根はヌラヌラとしており、カーテンの隙間から零れる月明かりはクマラの火照った頬を照らしている
流石に一度では満足出来ていない様子のクマラだが、ロジャーは相当腰や体力に来たのか身体を小さく痙攣させ満身創痍の様子だった。目からは快感による涙が数滴流れ、開いた口も塞がらない状態。瞳も揺らめき、焦点が定まらずどこを見ているのか分からない
続きは無理だろうと判断したクマラは力の抜けたロジャーを抱え、部屋に着いている風呂に直行。意識はあるロジャーはクマラに指を入れられ、精液を掻き出され始め小さく甘い声が漏れ始める
「ロジャー、すぐに出すからな」
「んっ、ふぅっ♡」
クマラの身体に抱きつき、首元に顔を埋めるロジャーはダラダラと唾液を垂らしつつ腟内を掻き回すクマラの指を膣で締め付ける。男根も勃起し始め、まだ治まっていないクマラの男根と兜合わせ状態に
我慢できなかったロジャーはするりと二つの男根に手を伸ばし、グチュグチュと音を立てそれらを扱き始める。一瞬クマラの体も震えたが、指で掻き出す動作は止めず、そのまま絶頂まで至った