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時の流れるままに

第4章 帽子屋屋敷にて


この国で初めての休憩時間が来た…
テレポートのアリスで帽子屋屋敷の門の前に行った
「!!何処から出て来たの!?」
「あやしいね…兄弟…切っちゃう?」
何か危力系の子が任務中言ってそうな言葉が聞こえた気がする…
双子だろうか…?
氷のアリスで足止めしとくか…
「わ!!足が凍ったよ兄弟!」
「動けないよ兄弟!!」
「えっと初めまして!!アリスから聞いていると思うんだけど…余所者のユキ=氷雪です!!宜しく♪」
氷のアリスを解いた…
「初めましてユキ…僕はトゥィードル=ディーよろしくね」
「僕はトゥィードル=ダムよろしくね」
「よろしくね♪ディーとダム」
「ねえねえユキはそんな力をつかえるの?」
「気になるよね兄弟…」
「それはね…?「何だ?客か?」」
屋敷から黄色いウサギ耳を付けたお兄さんと特徴的な帽子をかぶったお兄さん…そしてアリスが出て来た…
「あっバカ兎!!」
「バカ兎は黙ていて」
「何だと!!ガキども!!」
ディーとダムと兎さんは銃やら斧やらで喧嘩を始めた…
「えーっと…アリス…止めなくていいの?」
「いつもの事だから良いのよ…」
アリスは呆れた顔をしていた…
「おや…君は?」
帽子の人が話しかけてくる←
帽子屋…ブラッド=デュプレ…
確か…ナイトメア兄さんがマフィアって言ってたっけ…
「初めまして!!ユキ=氷雪です!!」
「ふむ…見た所余所者か…さっきの氷は君が出したのか?」
「えっ氷?」
ブラッドはほんのわずかに残っていた氷の残骸を指さした…
「本当だ…どうして…」
「あっあはは…氷のアリスを使っちゃいました…」
「ふふ…面白い君は御嬢さんと同じように退屈しなさそうだ…」
丁度夜の時間帯になった…
「宜しければ…お茶会でもいかがかな?…小さい御嬢さん」
「休憩時間は大丈夫?ユキ」
ユキはメモを見る…
「私はナイトメアが逃げて連絡がなければ次の昼の時間帯まで…だから多分大丈夫…」
それを聞いた途端みんな一斉に…
ぴたりとユキを見た…
「お前も苦労してんだな…」
「?…えーっとお兄さんは?」
「俺か?俺は三月ウサギ…エリオット=マーチだ!!よろしくな!!」
「よろしくお願いします!!」
そして、お茶会に向かった…
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