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時の流れるままに

第3章 アリス学園


ユキが急にいなくなり…彼女のクラスメイトや家族は私の事を探していた…
「何処に行ったんだ…ユキ…」
彼女の父親は生徒手帳の反応が無い事に気が付くと…
何処かに走って行った…
学園内の新聞にはユキが行方不明になった事が書かれていた…
だが、シルバーとユカ…そしてハルカには心当たりがあった…
あいつの事だ…
蛍達や蜜柑を守れなかったのは自分のせいだと人知れず思いつめていたのだろう…
更に蜜柑が居なくなる日…見送った後の出来事のせいで…
シルバーは心当たりのある所を探した…


そして…
生徒会室に行くと…
トランプと懐中時計…そして彼女の大切にしていた鍵があった…
「これは…(冷先生に連絡を入れないと)」
シルバーは彼女の父親に連絡を取る為、テレパシーのアリスを使った…
「どうした?」
「氷雪先生…彼女の鍵が生徒会室で見つかった」
「本当か?今そちらに行く!!」
冷はテレポートのアリスで来た…
ユキの鍵を見た瞬間彼は顔が真っ青になっている…
「冷…」
「ユキ…君は何処に…!?」
冷はふと、クローバーのトランプと懐中時計が落ちているのに気が付いた…
「まさか…そんな筈は…もしかして…」
「どうしたんだ!?」
「確か…君達の前の世界…ゴウォマカでユキの行動が少しおかしい事は無かったか?」
シルバーはハッとした…
「確か…」
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