第3章 陰キャ組と観戦
あの後僕はホールへと足を運んだんだ!
そこでみんなに挨拶をして、エマちゃんに握手してもらって、いざ試合観戦!と思い観戦用の椅子へ座ると何やら視線を感じた。
『な、なんだろ…?((( ;゚Д゚)))』
ちょっと怖気付いたけどこれも陰キャ組の試合を見るため…!!
『待った待った待った待ったァァ!!エクソシストに魂を運ぶ者に夜行フクロウとチェシャ猫!?ンア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙尊い!尊すぎるううううううあう(இдஇ`。)』
僕のため?僕のために“おめかし”してくれたのかな???
…脳内ウッハウハの僕は気づかなかった。
納(僕だけを見て下さい…○○さん♡)
※ここの世界の住民じゃないから感覚的に他の人と違ったみたいで、一目惚れした
探(あの子は僕だけの者。誰にも邪魔はさせるもんか)
※影から覗いてたのはこの子。傭兵が案内してる時に見かけてス○ーカーしてたよ((
傭(アイツは鈍感だからな。俺が守ってやるんだ…!)
※純粋な過保護欲。でも君も実際は目線で追ってたり無意識にボディータッチしてるからね((
占(ふふ…私と彼は昔から結ばれる運命だったんだ…)
※ヤバイ。ヤバイ人。婚約者いるけど2人が結ばれる未来が見えたのでその場で君にガチ恋した。恋は盲目ってね((
『みんな頑張ってるな〜!ハンターのピエロたんめっちゃ困ってるよ。可哀想になってきた( 'ω')』←
試合後、僕はみんなの出てくるゲート前で待っていた。
結果は見事4逃げ!ピエロたん泣いてたなぁ( ̄▽ ̄;)
納「○○さん、どうでしたか?」
『とっっってもカッコよかったよイソップくん!!もう惚れちゃうくらい♡♡』
探「ねぇ俺は?180秒牽制したんだけど」
『勿論見てたよ!磁石の使い方も凄く上手だったし!!』
傭「俺も救助とか肉壁とかしたぞ!」
『よしよしチェシャにゃんよく頑張ったにゃ〜♡』
占「私も君のことが気になって見てたんだ。興味津々に見てたよね、可愛かったなぁ」
『ふぇ?…もしかしてあの視線はイライさんのもの!?!?』←
4人に囲まれた僕はみんなにヨシヨシして、仲良く夜ご飯へと食堂へ歩き出した。