第10章 こわい夢
天音の家は明るく
あたたかい
ガチャ
「シグマさんお風呂どうぞ、そして着替え」
ぽすっ
「用意がいいんだね(誰かと住んでる感じはしない)」
「客人用に何着か用意してるんですよ!」
パタン
かぽん··。
ぷかぷか
(ヒヨコ、天音みたいに小さくて)
とぷん
こぽぽっ···
「·····(あったかい)」
ーーー····
かちゃかちゃ
(最近のシグマさんのクマはひどいな。私は異能力もないナオミさんと同じ人間···せめて私が出来る事でシグマさんのクマを取れたらいいな)
ガチャ
「お風呂ありがとう」
「あっ湯加減大丈夫でしたか?あとドライヤーで髪を乾かし····(あっ)」
おず···。
「······その」
にこり
「はい!乾かしましょう」