第4章 よつば
ーーーー···
ぺこぺこ
「仕事中に寝てしまいすみませんでした!」
「気にするな。園児達の眠りは早いからな、それに天音疲れてるだろ」
「疲労が見られるとはすみません!」
ぽん··なでなで
「疲れたら俺に言うんだ。多少の時間なら肩を貸してやる」
ぶわわっ
「ありがとうございます~···」
(寝かせたら、また金縛りみたいになるからな)
それにこれは俺だけの幸せに入れてもいいだろ
じーー···
「天音、ふたりがいる」
「えっ」
言われた方向を見ると
★★★
ぎゅむぎゅむ~~····
「ふ、ふたりとも」
『やです』
(ぴったり)
「なんで今日はシグマの所に?」
「うーん··寂しそうだからかな」
「天音はシグマが好き?」
「好きよ」
ずがん
「!」