• テキストサイズ

天空カジノ支配人 -儚い-

第4章 よつば




『寝るもん!』

(みんな早い)

「さてシグマくん、お昼寝しよう····!」

ぎゅぅ···
(天音が···私の隣に···!)

「シグマくん」

ばっ
「あっ、ごめんなさい!」

「今日の帰りちょっといいかな?」

「えっ」

「渡したい物があるからね。さて··きーら、きーら、ひーかーるー···」

歌が聞こえる
優しい手が頭を撫でる


ゆっくり

ゆっくり

天音をはなしたくないから


ぎゅぅ~~~····
(ねないようにしなきゃ··寝たら··天音がいなくなる···天音···天音···)

「···天音···かぁ··さん···すぅ」

「····額のキスは"祝福"」

眠るシグマくんを起こさぬように立ち上がろうとしたら

ずし····っと何かが上と後ろと足にしがみついてる
/ 120ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp