• テキストサイズ

天空カジノ支配人 -儚い-

第13章 恋のおとがした



そわそわ
(なんか最近澁澤さんの書庫室に行くのが楽しみになってる···)


じー···。
(あれ?返事が来ない)

···ピッ
『あぁ、シグマくんかい?』

「はっ、はい···」

『今日もかい?ならお礼を言いたいからお入り』

「はい(なんだろ)」

◆◆◆

「天音から聞いたよ、シグマくんがこの妖魔界の事を教えていたんだね」

「はっ··はい。妖魔界の文字や成り立ちなどを···」

ふむ
「だからか、最近龍の感情が分かって来てるみたいなのは···シグマくん」

びくっ
「はい」

ふわっ
「ありがとう」

「は···はい」

「時にシグマくんは···まだ天音に明かしてないのかい?君が···元人間だと言うことを」

「···明かしていいのか分からなくて」

「焦る事はないよ」
/ 120ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp