第13章 恋のおとがした
「よく屋敷内にはいるけど、見当たらない時が大半あるんだが··何処にいるんだい?」
「えー··っと··(話すべき?)書庫室で勉強していました」
「書庫室?」
「···私はまだこの世界がまだ分かりませんから··。」
「そんな所にいたのか···書庫室に行くなら私を呼びなさい」
「!?」
「私が手取り足取り教えてあげよう!」
スンッ
「それは御遠慮しときますね···」
「嫌だ」
「御遠慮します」
「やーだ」
「お断りします」
ぽん
「やだやだー!」
ぎゅむ
「うぐっ···っ、子供になっても···」
うる
「あまねぇ···」
ぐさっ
「ーー!//、分かりました」
ぽん
「なら行こうか」
「急に大人にならないでください!//」