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天空カジノ支配人 -儚い-

第12章 たんどら



ペラッ
「ありがと」

パタン

(私の風邪が治ったのは天音のおかげ、凄く幸せな時間だった··
私ばかりが甘えてはいけない···でも)


ポツリ
「会いたいな···」

会って
話して
笑って
手を繋いで
握って



ガタン

コッコッコッ

ガチャ


☆☆☆


ピンポン····
(カジノを任せて勢いのまま来てしまったけど··いないのかな?)

ガチャ
「はーい··ゴホッ、あっシグマさん」

ほっ
「天音··風邪?」

「えへへ···ちょっと油断していました、カジノはおやすみですか?」

「カジノより··」

パタン
ガチャ

「天音に会いたくて来たんだ。···天音、私に看病させて欲しい」

「嬉しいですけどカジノは大丈夫なんですか?」

キュッ
「カジノより君が大切だ」

トクン
「シグマさん···っ」
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