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天空カジノ支配人 -儚い-
第12章 たんどら
ビチャ···。
(慣れてない感じが嬉しいな)
「ごめん。風邪の時どうすればいいかわからなくて···」
「いいんですよ、熱もそんな出てませんし寝てれば治りますよ」
「··手を、繋いでいいかい?」
ゴソッ
「熱いですよ?」
キュッ
「私の手は冷たいから、丁度いい温度になるよ」
あたたかさとつめたさが
混ざりあって
「シグマさんの手、好きだな」
「私も天音の小さな手、好きだよ」
『私達は四葉のクローバー』
❦ℯꫛᎴ❧
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