第3章 漢ローの冒険記 よみがえる走馬灯
その時、思わず目を見開いた。
俺とセックスはしない?
なら他の男とするのは何故だ?
その時のももの言葉に、頭の中でブチッと音がして、それからは無我夢中でももを抱いた気がする。
それからももをベッドに運び、着ている服を脱がすと、見た目からは想像できない程の豊満な膨らみと、細すぎて心配になるくびれが現れた。
どこに触れてもももの身体は触り心地が良く、ありとあらゆる場所にキスマークをつけた。
『ろ、ローっ、や、だ…』
『そんな風には見えねェぞ?』
そう耳元で囁くと、ももは足をよじらせた。
『随分ヨさそうじゃねぇか。俺とセックスなんかしたくねェんだろ?』
『し、シたくないッ…!』
そうハッキリと言われて、正直ムカついた。
ももの秘部に指を這わせようとすると、驚く事に簡単に指が一本ももの中に入ってしまった。
少し驚いたが、もものそこはもう十分に濡れていたという事になる。
『オイ、簡単に入ったぞ?』
『あんッ…!い、言わないでッ…』
そう弱々しく言うももに興奮した。
指を二本に増やしもものとある場所を掠めると、ももの体がビクンッと跳ね上がった。
『ココが良いのか?』
『よ、良くないぃッ…』
痩せ我慢なのか本当なのか分からないが、下手くそだと言われているようで腹が立った。
指を三本に増やしバラバラに動かすと、ももは歯を食いしばった。
『素直になれ、気持ちイイだろ?』
『きっ、気持ち良くっ…あっ!?だっ、ダメダメダメッ!!とめてっ…!とめてったらローッ…!!』
バラバラに動かしていた指をまとめて抜き差しすると、ももの中がビクビクッと反応する。
それに構わず動かす手を早めると、ももの手が俺の腕を強く掴んだ。
『ダメダメダメッ…!!イ、イくのっ…!!イっちゃうからァ…!!』
『やっぱり気持ちよかったんだな?』
『いやっ…!ローッ!!手とめてっ…!!ローッ!!あぁっ!?』
ももの中が俺の手をギュッと締めると、掴んでいた手が離され俺の腕には小さな爪痕がついていた。