第1章 色違い 【ジャミル・バイパー】
※この話の設定※
☆お付き合い中の2人の話。(ジャミル視点。)
☆ジャミル→←←監督生
位の感覚でいたかったジャミルのお話。
☆ 勝手な解釈・捏造等含みますのでご注意下さい。
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□色違い(ジャミル・バイパー)
色違いの俺達は
お互いの事など理解を出来ない。
幸せの基準も苦痛の程度もきっと違う。
だからこそ多くを求めたくなかったんだ。
現実を見ればどんな女でも逃げ出すだろう。
詰まるところ、いつか元の場所へ帰るコイツと
寄り道をするのは随分気が楽で丁度いいんだ。
____それはただの言い訳だったと
生暖かい小雨に降られながら自覚した。
そんな天気の良い昼の話。