第7章 出会い~俺は認めない~
104期訓練兵になり3年という年月がたった。
そして、今日はいよいよ卒業ー
「では今から上位11名を発表する。」
「?・・・なんで11名なんだ?10名だろ?」
コニーが不思議そうに聞いてきた。
「同席がいるんだろう。」
それ位わかるだろうとフーリは思った。
10位クリスタ・レンズ
9位サシャ・ブラウス
8位コニー・スプリンガー
7位マルコ・ボット
6位ジャン・キルシュタイン
5位エレン・イェーガー
4位アニ・レオンハート
3位ベルトルト・フーバー
次席ライナー・ブラウン
次々と発表されていく。
「首席はミカサ・アッカーマン。そしてフーリ・サトリアスの二名だ。以上!上位11名の発表を終了する!」
フーリには憲兵団の選択肢が増えた。
しかし、行く気はさらさらない。
私は壁外に行きたいだけ・・・。
そしたら、死んでもかまわない。
そんなことを思いながら、卒業を迎えるのであった。