第61章 *苦悩シャウト*
月明かりに照らされたその姿はどんなものよりも艶かしく、美しかった
主張するように膨れた突起にたまらず口づけ、舌と指を使って愛撫していく
『ジャミさ..っ//それ、ゃ..んぁっ..//ひっ..ん..//』
ビクビクと快楽に腰を動かし、力の入らない手でジャミルの肩に手を置いて抵抗しようとする
だがそれに気づいたジャミルはカリッと突起を甘噛みした。その突然の強い快楽にレイラの手は離れ、耐えるようにベッドのシーツを握りしめた
『は..ぁ"っ...//んっ..きも、ち...っ..//』
思わず"もっと"とせがんでしまいそうなのを我慢し、レイラはジャミルの名を呼んだ
『ジャミさん...っ//』
ジャミル『んっ..なんだ?』
『はぁ...キス、したい...//』
ジャミル『ふ..分かった』
胸への愛撫を止めて望まれるままにキスを交わすと、レイラの表情は幸せに満ちたものになっていった
『んっ...ふ...//』
ジャミル『...好きだ、レイラ』
『ぁ..ん..//私も、ジャミさん..好き』
首筋にキスを落とされ時折噛まれる刺激に翻弄されながら、ジャミルの想いに応えるように愛の言葉を紡ぐ
ジャミル『...ダメか?』
『ん...ダメ』
ジャミル『そうか..』
『ごめん。ジャミさんとするのがやなわけじゃないの..でも、』
ジャミル『でも?』
『今、気持ちいいこと続けられたら、とまんなくなりそうで...//好きな人に触られるの、凄く..気持ちいいから..//』
ジャミル『っ..//なら、これ以上煽るようなこと言うな』
『そんなつもり、ないもん』
ジャミル『自覚なしってのも問題だな』
そう言って小さく笑うと、レイラの乱れた服をもとに戻して横に寝転がると、優しく体を抱き寄せて足を絡めて密着した
『ヘビさんみたい..』
ジャミル『寒いんだよ。それに、お前をもっと感じながら眠りたい』
『そっか...ん、ジャミさんあったかくて良い匂い』
ジャミル『お前の方が良い匂いだ。これが、例の黒兎の特有の匂いか?』