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【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第36章 *閑話カームデイ7 ~アズール~* 注:裏表現






リクエストより、3章後アズール裏夢です




〔レイラ〕



アズさんはカッコいい..



アズール『ようこそレイラさん。本日もモストロ・ラウンジをご利用いただきありがとうございます。さあ、席にご案内致しますので、どうぞお手を..』




遊びに行く度に笑顔でお出迎えしてくれて、私の手をとって一番眺めの良い席に連れていってくれる




アズール『そこの貴方、5番テーブルの片付けを至急お願いします。そこの貴方は購買に行ってこのメモに書かれてある食材の購入を。ああ、その間に僕は2番テーブルのお客様の対応をします』




どんなに忙しくてもテキパキと周りの人に的確に指示を出して冷静にこなしていく






アズール『困ったお客様だ。ここでは暴力沙汰はご法度です。こちらのルールに従えないのであれば..お分かりですね?』





ちょっと悪い顔するところもカッコいい






でもアズさんは可愛いこともある




アズール『はぁぁぁ~~なんなんだもう、あの客は。一々しょうもないケチをつけて、挙げ句の果てに僕の悪口をあんな大声で叫びやがって..』




いつもキリッとカッコいい姿じゃなくて、愚痴をはきながらこうして私の胸に顔を埋めて甘えてくるアズさんは本当に可愛い



『アズさん、良い子良い子。お疲れ様..』


フワサラの髪をなでなですると、背中に回った腕がちょっと強まって少し苦しい


アズール『すみません、毎度こんな風に甘えてしまって』


『いいよ、アズさんに甘えられるの好き。それにいつもアズさん頑張ってるから..良い子にはご褒美ないと』


オクタヴィネルでの一件からモストロ・ラウンジによく出入りするようになったんだけど、最初は凄く疲れた顔のアズさんが心配で、閉店したあとに抱き締めてなでなでしたら、何故か気に入られたのか毎回恒例になっちゃった


アズさんがこれで元気になってくれるから、全然良いんだけどね


VIPルームのソファーに座って、私を膝に乗せてグリグリと甘えるアズさんを眺めていると、ふと時計の針がもう遅い時間になってた


『アズさん、私そろそろ帰らないと..』


そう言ってアズさんの膝から降りると、そっと手を掴まれた


アズール『っ、まだ..帰らないでください..』



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