• テキストサイズ

【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第5章 *登校プレッシャー*







エース『ぐぇぇ!ナンダコレ!?鍋!?』


グリム『ぎゃははは!見てみろ、ユウ!レイラ!エースのヤツ、でっけえ釜の下敷きになってペッタンコになってるんだゾ!だっせーゾ!』


?『まさか大釜が出るとは。ちょっとやりすぎたか?』


『これぐらいが良いと思う』


エース『あいたた..いーじゃんかよ、窓拭き100枚くらいパパッとやっといてくれたってさー』


『それが出来たら苦労しない』


?『罰で窓拭き100枚って..一体君たちは何をやったんだ?』


エース『今朝、そこの毛玉とじゃれてたら、ハートの女王の像がちょーっと焦げちゃっただけ』


?『グレート・セブンの石像に傷をつけたのか!?それは怒られるに決まってるだろう。せっかく名門校に入学できたってのに、初日から何をしてるんだか』


ユウ『僕はグリムの監督不行き届きってところかな。レイラは..』


『蝶々追いかけてたらサボりだって怒られた』


?『そうか、それはとんだとばっちりだな..っ//」


少年は憐れむようにユウとレイラを見つめる。だが、レイラと目があった瞬間、少年はみるみる顔を赤くしてサッと視線を反らした


『???どうしたの?体調悪い?』


不思議に思ったレイラはそっと少年の顔を覗き込む。すると少年の顔の赤みが増した


?『い、いや何でもないっ//大丈夫だっ//!』


『ほんと?』


?『あ、あぁ..//』



益々挙動不審になっていく少年にレイラは首をかしげた


そんな様子に、エースとユウに一つの可能性がよぎる


ユウ『(まさか..この人)』


エース『(レイラに惚れてるんじゃ..)』


一方で、二人の目の前にいるレイラは、警戒しつつも少年と何か話をしていた


その時、二人の胸に形容しがたい胸の痛みが襲う


『『(なんか..嫌だな..)』』





エース『..つーかお前、誰?』


?『僕はデュース・スペード。クラスメイトの顔ぐらい覚えたらどうだ?えーと、』


エース『お前も覚えてねーじゃん』


ユウ『まあまあ。僕はユウ。この子はレイラ』


『よろしく』


デュース『あぁ。よろしく頼む』






/ 1853ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp