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【ツイステ】黒兎は駆け巡る

第111章 *幕間の章*





オルト『こうなったのは確かに君がそういう願いをしたからだけど、大切な人を守りたいって気持ち自体は悪いことじゃないんだよ』



イデア『あの後、学園長のお小言を全員フル無視で目をギラギラさせてさ。あれ絶対君をどう食ってやろうかって考えてるよ。

特にレオナ氏とアズール氏は出て行く時、1番足取り軽くて機嫌が良さそうだった。治療だって言ってんのに色ボケかますとか、危機感ってものがないんかあの2人は..』



オルト『あの2人に限ってそんなことはないと思うけど...でも良かった。こんなにもたくさんの人が集まってくれて』


『学校に帰ったら、みんなにお礼しないと』


オルト『その前に体を治すことが先だよ』



まだ罪悪感の残る顔つきに硬い手が髪を優しく撫で、昼寝の後も夜まで行われた検査で疲れてしまった体を労う


オルトのサポートもありながら食事も問題なく済まし、あとは寝るだけというところで学園から戻ってきたイデアから、寮長会議でのことを聞いていた





イデア『午後の検査の結果を見てきたけど、君の体の状態は可もなく不可もなくってところ。すぐにでも治療を受けてほしいけど、念の為もう半日だけここにいてもらって様子を見て、学園に送還するのは明日の午後以降になりますわ』


『わかった』


イデア『目覚めたばっかりの時はあれだけ"帰りた〜い!"ってピーピー泣いてたのに、半日でだいぶ落ち着きましたな』



小馬鹿にした言い方にムッとなりながらも、自分でも妙に心が落ち着いていることに驚いていた。帰りたい気持ちに変わりはないが、我儘を言っても帰れるわけではない


その上、いくら信頼しきっていない組織とはいえ自分を助けてくれた恩はあるため、出来るだけ彼らに協力しようとも考え、次に何をされるかもわからない検査にも大人しく受けていた






『(ユウに、みんなに...会いたい。元気にしてくれてたらいいな)』




オルト『今日はたくさん検査や事情聴取を受けて疲れてるでしょ?もう体を横にして休息を取ることを薦めるよ』


『でも私、1人じゃ眠れない..』
















オルト『う〜ん..じゃあ、兄さんと僕が一緒に寝てあげるよ』






















イデア『.......へ』








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